絵本「ぼくはうさぎ」可愛らしくも一生懸命なうさぎの姿に感激！

「ぼくはうさぎ」とは

「ぼくはうさぎ」とはどんな絵本なのか、作者やストーリーについてご紹介します。

作者

文章は、ほぼ日刊イトイ新聞の編集者である山下哲（さとし）さん、絵はイラストレーターの福田利之さんによって描かれています。お二人は何年もの間、公私にわたってお付き合いがある名コンビなんだそうです。

2016年の最後は、やっぱりこの人とふたりで忘年会を。コーヒーで。吉祥寺で。

山下哲さん(@satoshichan)が投稿した写真 – 2015 12月 28 4:48午前 PST

写真左が山下さん、右が福田さんです。写真や文章から、とても仲の良い様子が伝わってきますよね。

また、コーヒー好きという共通の趣味を持つお二人は、ほぼ日刊イトイ新聞にて「カッパとウサギのコーヒーさがし」という連載も担当しています。

出典： カッパとウサギのコーヒーさがし

山下哲さんのプロフィール

【生まれ】1962年
【出身】　宮城県仙台市

2007年まで演劇活動を続け、テレビやアニメーション、ミュージカルなどの脚本を書いており、現在では、「ほぼ日刊イトイ新聞」の編集者として活動しています。

著書に「カワイイもの好きな人々。（ただし、おじさんの部）」、「ドリームペッツ図鑑」などがあります。「パンク」という名前のロップイヤーうさぎと9年間暮らした経験があるそうです。

福田利之さんのプロフィール

【生まれ】1967年
【出身】　大阪府

大阪芸術大学グラフィックデザイン科を卒業後、イラストレーターとして活動しています。

「ほぼ日刊イトイ新聞」福田のフォト絵で連載を持つほか、広告やCDジャケット、絵本などのイラストを手がけており、著書に「たかいたかーい」、「コジナ帖 」、「Baby Book」などがあります。

登場人物

【ころん】　犬のような見た目をしたロップイヤーうさぎ
【さえちゃん】　ころんの飼い主の女の子
【さえちゃんの友達】　ある日さえちゃんの家に遊びに来た友達の女の子

ロップイヤーうさぎとは

ロップイヤーとは、耳の垂れたうさぎの種類です。丸い顔と垂れた耳がとても可愛らしく、ペットとしても人気なんだとか。性格は比較的おとなしく、飼いやすいと言われるうさぎです。

ロップイヤーは、最も耳が長く、古い種とされる「イングリッシュロップ」、イングリッシュよりもやや大きい「フレンチロップ」、小型の「ホーランドロップ」、ホーランドロップと長毛のアンゴラ種を交配して作られた「アメリカンファジーロップ」の4種類に分けられます。

ストーリー

ころんは耳が垂れていて体が大きく、犬のようにも見える主人公のうさぎです。飼い主のさえちゃんは、ころんとねっころがるから、ころんと名付け、ころんのことをとても可愛がっていました。

ある日さえちゃんの家に友達が遊びに来て、「わあ、かわいい。犬を飼っているのね」と言われると、さえちゃんは「うん」と頷いてしまいます。

それを聞いていたころんは、飼い主のさえちゃんが嘘つきにならないために、犬になろうとします。本を読んで勉強して、一生懸命犬らしい振る舞いをしてみますが、なかなか上手くいきません。

ですがそんな中、できることも見つけました。さて、それは何だったのでしょう？

「ぼくはうさぎ」を読んでみよう！

出典： ほぼ日ニュース

大好きなさえちゃんを想って、一生懸命に頑張るうさぎのころんがとても可愛いですね。「ぼうはうさぎ」は、9年間うさぎを飼っていた山下哲さんだからこそ書ける愛に溢れた文章と、福田利之さんのカラフルで可愛いイラストがとても魅力的な絵本です。絵本「ぼくはうさぎ」、ぜひ読んでみてください。

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