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犬の外耳炎ってどんな病気?症状や治療方法・治療費・予防など

      2016/06/20

犬の外耳炎は、耳の中の外耳道に起こる炎症ですが、定期的に耳掃除をして耳の中をきれいにしたり、耳のチェックをしたりすれば防ぐことができます。遺伝的にかかりやすい犬もいるので、そのような犬は、とくに外耳炎にならないように気をつけましょう。今回は、犬の外耳炎についてご紹介します。

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犬の外耳炎って?

犬の外耳炎の治療方法などをご紹介する前に、まずは犬の外耳炎とはどんな病気なのかを詳しくご紹介していきます。

犬の外耳炎とは

犬の外耳炎とは、耳の外耳道(穴から鼓膜までの音の通り道)の炎症です。犬の外耳道には、垂直耳道と水平耳道のふたつがあります。犬の外耳炎になると、そのどちらか、または両方の耳道に炎症が起こります。

垂れ耳の犬や、耳のまわりに長い毛が生えている犬は、通気性が悪くて外耳炎になりやすいです。また、春から秋にかけて、気温と湿度が高い時期は外耳炎になりやすいので、とくに気をつけましょう。

犬の外耳炎の原因って?

犬の外耳炎になりやすいレトリバー

■耳あかがたまる
■細菌や酵母菌が繁殖、寄生虫が寄生する
■植物の実や種などの異物が耳に入る
■腫瘍やポリープがある
■アレルギー

飼い主が耳の掃除をせず、耳あかがたまって汚れたままになると外耳道になってしまいます。また、ブドウ球菌や大腸菌、プロテウス属などの細菌、マラセチアなどの酵母菌も外耳炎を引き起こします。

ミミヒゼンダニやヒゼンダニなどの寄生虫が耳に寄生したり、植物の実や腫瘍などによって外耳道が狭くなったりすることも原因です。ほかに、アトピー性皮膚炎などのアレルギーが原因となることもあります。

症状は?

■床などに耳をこすりつける
■耳の後ろをかく
■頭を振る
■耳の穴が赤く腫れる
■耳が汚れて異臭がする
■耳道が狭くなる

外耳炎が悪化すると、炎症が奥に広がって中耳炎や内耳炎になってしまうこともあるので、症状を見逃さずになるべく早く病院で治療を受けさせましょう。

外耳炎にかかりやすい犬種って?

外耳炎になりやすい犬には、耳が垂れていたり、耳のまわりに毛が生えていて蒸れやすい犬や、アレルギー性皮膚炎になりやすい犬、生まれつき外耳道が狭くなりやすい犬がいます。

垂れ耳/耳のまわりに毛がある犬

犬の外耳炎になりやすいアメリカン・コッカー・スパニエル

photo by Ryan Johnson

ブルドッグ
ビーグル
プードル
ダックスフンド
■ペキニーズ
■ゴールデン・レトリバー
■ラブラドール・レトリバー
■アメリカン・コッカー・スパニエル
■バセット・ハウンド

アレルギー性皮膚炎になりやすい犬

犬の外耳炎になりやすいウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア

photo by BazzaDaRambler

マルチーズ
■シーズー
■シェットランド・シープドッグ
■ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア

外耳道が狭まりやすい犬

犬の外耳炎になりやすいシャー・ペイ

photo by M.Peinado

■シャー・ペイ

犬の外耳炎の治療方法・予防方法とは

次に、犬の外耳炎の治療方法や予防方法についてご紹介します。

治療方法について

犬の外耳炎になりやすいアメリカン・コッカー・スパニエル

photo by Yoko

外耳炎の原因によって治療方法が異なるので、まず耳あかをとって検査し、原因を特定します。たまっている耳あかは除去して洗浄し、薬を投与します。

寄生虫や細菌が原因の場合は洗浄剤や抗ダニ薬、抗菌薬などを投与し、腫瘍やポリープがある場合は、切除のための手術が必要になる可能性もあります。

また、アレルギーが原因となっているときは、アレルゲン(アレルギーのもととなるもの)をなくす治療をします。外耳炎は、慢性化すると治りにくく、再発しやすくなる病気なので、治療を続けていくことと、予防することが大切です。

予防方法

定期的に綿棒やコットンで耳の掃除をして清潔にしておくことが大切です。皮膚を傷つけたり、耳あかを奥に押し込んでしまわないように注意しましょう。

耳掃除用のシートや、耳洗浄液なども売っています。もちろん綿棒やコットンでも大丈夫ですが、愛犬に合った耳掃除のやり方を見つけましょう。

犬の外耳炎は予防と早期発見が大切!

犬の外耳炎は、一度なってしまうと再発しやすいと言われる病気なので、しっかり予防をしてあげましょう。愛犬の耳のチェックと耳掃除がとても大切です。

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