ペット栄養管理士ってなんだろう？

ペット栄養管理士ってなに？

ペット栄養管理士は、日本ペット栄養学会が認定するペット栄養学に関する民間資格です。ペットの栄養に関する知識を広め、ペットの健康を維持、向上することを目的とし、2002年5月につくられました。ここで言うペットとは主に犬ですが、猫やうさぎの栄養学についても学ぶ必要があります。

どうやったらなれるの？

ペット栄養管理士の資格は、認定試験に合格した後、日本ペット栄養学会の会員となり、管理士名簿に登録することで得られます。

認定試験の受験資格があるかどうか確認する

■ペット栄養管理士認定委員会が主催する講習会のA・B・Cの3教程を修了し、終了証書を得た者
※A・B・Cの講習はどれから受けても良い。受講費は、初回が10,500円、それ以降は6,000円となる。

■大学で獣医学・畜産学（応用動物学・資源動物学・動物生産学・応用生命科学・応用生物科学・生物機能科学・生物資源科学等）・農芸化学のいずれかの課程を修了した者
※獣医学科を除く上記の学科に在学中の場合は、3年生の10月末に受験資格を得ることができる。

■上記と同等もしくは、それ以上の資格を有すると認定された者

■平成14年1月開催の「ペット栄養管理者養成講習会」を受講した者

受験資格があれば認定試験を受ける

認定試験は、100問のマークシート形式で行われます。受験資格があれば何度でも受験することができ、受験料は10,000円です。

合格後の手続きと資格の取得

合格したらペット栄養学会に入会し、認定登録申請書を提出します。ペット栄養学会の年会費は正会員5,000円、学生会員2,000円です。また、管理士名簿への登録手数料は10,000円です。

手続きが終わると、登録証とペット栄養管理士認定証が交付されます。有効期限は交付日から3年間で、ペット栄養管理士更新登録申請書を提出することで更新できます。更新の際は手数料が3,000円かかります。


資格を取れば良いというわけではありませんが、ペットの健康のために食事はとても大切なので、正しい知識を身につけるために勉強し、資格取得を目指すのも良いかもしれません。

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