キャットフードおすすめは?安心フードの評判まとめ!缶詰ウェットやドライも
キャットフードは、ドッグフードよりも種類が多く、どれが良いのか迷ってしまいますよね。今回は、キャットフードのおすすめをご紹介したいと思います。安心なおすすめキャットフードについて、評判も含めて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
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キャットフードは、ドッグフードよりも種類が多く、どれが良いのか迷ってしまいますよね。今回は、キャットフードのおすすめをご紹介したいと思います。安心なおすすめキャットフードについて、評判も含めて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
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キャットフードはその名の通り「猫のえさ」ですが、おおまかにドライフードとウェットフードの2種類に分けられます。ドライとウェット、それぞれの特徴をまとめてみます。
圧力をかけて調理し、乾燥させたカリカリと硬いえさです。ドライフードはすべて総合栄養食なので、栄養バランスが良いのが特徴です。歯に食べカスが残りにくいので、歯周病にかかりにくくもなります。
ドライフードは10%ほどしか水分を含まず、のどが渇くので、必ずお水も一緒に用意しましょう。また、猫は人間の5〜10倍もの嗅覚を持っており、香りで食べ物を判断するので、香りがなくなってしまうと食いつきが悪くなってしまいます。
ドライフードの場合は、香りを良くするために油脂で表面が加工されていますが、油脂は熱や日光、湿気、酸素などで悪くなってしまうことがあります。
そのため、あまり大量には買いこまず、開封後は瓶で保存したり、密封して冷凍保存したりと保存方法を工夫すると良いでしょう。
ウェットフードは、缶詰やパウチに入っている柔らかいえさです。80%ほどの水分が含まれており、香りが強いので猫の食いつきが良いのが特徴です。ですが水分が多いため、食べた後はお腹が膨れますが、またすぐにお腹が空いてしまいます。
総合栄養食とそうでないものがあるので、ウェットフードだけを与える場合は、総合栄養食と書いてあるものを選びましょう。総合栄養食でないもの(一般食、副食など)は、ドライフードと一緒に与えると良いです。
また、基本的にウェットフードには保存料が添加されていないので、1回か1日で食べ切るようにしましょう。食べきれなかったときは、密閉できる缶詰用のフタが売っているので、使ってみると良いかもしれません。
猫は香りで食べ物を判断すると言いましたが、ウェットフードの場合もちょっと工夫するだけで食いつきが良くなることがあります。
ウェットフードは密閉されているので安心ですが、冬はえさが冷たくなりがちで、香りが少し弱くなります。冷蔵庫から出したばかり食べ物は、あまり香りがしないのと同じです。
そのため、レンジで人肌程度に温めてあげると香りが増し、食いつきが良くなるんです。
それでは次に、キャットフードの選び方をご紹介します。
キャットフードを選ぶ際のポイントとしては、安全性と栄養価、食いつきの3点があります。それぞれについて、詳しくご紹介していきます。
愛猫の健康のためにも、特に気を使いたいのがキャットフードの安全性です。
激安を売りにしているような極端に価格の安いキャットフードは、小麦粉やとうもろこしなどの穀物が多く含まれていたり、肉の副産物(人間用の加工肉の残りの部分で、骨や皮、目、内臓、血液、便が入ったままの腸など)が含まれていることがあるので注意する必要があります。
また、保存料などの添加物についても、原材料表示をじっくりとチェックしましょう。添加物は、原材料表示の最後の方に記載されているのが一般的です。
特に酸化防止剤のエトキシキン(エトクシキン、エトキシゾール)、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)、保存料の亜硝酸ナトリウム、ソルビン酸カリウムなどの危険な添加物が含まれていないかを確認するようにしてください。
ラベルに「AAFCO(The Association of American Feed Control Officials:米国飼料検査官協会)給与基準をクリア」と書いてあれば、人間の食品の場合と同じような検査が行われたということなので、安全なキャットフードである可能性が高いと言えます。
猫は肉食動物なので、必要とする栄養素は人間と異なります。猫にとって必要な栄養素は、たんぱく質と脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラル、水です。
人間のエネルギーとなるのが糖であるのに対して、猫のエネルギーとなるのはたんぱく質なので、良質なたんぱく質を多く含むキャットフードを選びましょう。
猫の健康維持に役立つ必須アミノ酸や必須脂肪酸は、体内で合成することができないので、食事で補う必要があるのです。ちなみに、成猫に必要なタンパク質の含有量は少なくとも26%、脂肪の含有量は9%と言われています。
原材料表示には、含有率の多いものから順に書かれているので、まず初めに肉や魚などの動物性たんぱく質が書いてあるというのは、猫にとって栄養価の高いキャットフード選びの目安になります。
また、食事で摂った栄養をしっかりと吸収するためには、消化吸収率の良いキャットフードを選ぶことも大切です。消化吸収率に関する記述があるものを選んだり、猫のうんちの状態(消化、吸収が良いと、ちいさめでほどよい固さのうんちになる)を見たりして、消化吸収率の高いものを選びましょう。
photo by Kārlis Dambrāns
猫は、人間とは異なる味覚を持っており、猫の味覚は人間よりも乏しく、人間にはわかる味も猫にはわからないということがあります。それは猫の場合、味蕾(みらい)という味を感じる器官の数が少ないからです。
動物は、エネルギーとなるものに甘さを感じるため、猫はたんぱく質に含まれるアミノ酸に甘さや美味しさを感じます。人間のように、糖分に甘さを感じる訳ではありません。
肉食動物である猫にとって、最も必要な栄養素がたんぱく質であるために、それを甘く美味しく感じさせるのです。ですから、栄養価の面から見ても、食いつきの面から見ても、たんぱく質の含有量が多いフードを選ぶのが良いと言えるでしょう。
また、猫がよく食べてくれるキャットフードかどうかを判断するものとして、給与試験があります。給与試験というのは、実際に猫にえさを与えて、食いつきを確認するものです。
キャットフードのラベルに「給与試験」と書いてあれば、実際に猫がそのえさを食べてくれたということになるので、愛猫もそのえさを食べてくれる可能性が高いのです。逆に、「栄養条件を満たすように調整した」と書いてあれば、給与試験は行っていないということになります。
これまで、ドライフードとウェットフードの特徴を説明してきましたが、結局どちらが良いでのしょう?どちらが良いのかは猫によって異なるため、愛猫の食いつきを見ながら選んでいくことになりますが、まずは総合栄養食で、比較的価格も安いドライフードを試してみるのが良いでしょう。
問題なくドライフードを食べてくれるようであれば、ドライフードとお水さえあれば十分です。食べてくれない場合は、他の種類のドライフードやウェットフードも試してみましょう。
photo by Susanne Nilsson
ウェットフードを選ぶ場合に注意したいのは、総合栄養食でないものもあるということと、すぐにお腹が空いてしまうということです。
できるだけ総合栄養食のものを選んで、お腹が空いた時にはドライフードを食べられるように、器に出しておくと良いと思います。
ウェットフードは腐ってしまうので出しっぱなしにはできませんが、ドライフードなら大丈夫です。ただ、1日以上出したままだと香りがなくなってしまうので、新しいものと変えてあげましょう。
そして、ドライフードを選ぶにしても、ウェットフードを選ぶにしても、子猫の頃から与えていないと、成猫になってから食べるのを嫌がることがあります。それは、子猫の頃にした経験が、成猫になってからの食習慣に大きく影響するからです。
ドライからウェット、ウェットからドライと、食感が異なるえさに変えるときには、数週間かけてゆっくりと変えていく必要があります。
また、猫は同じキャットフードを食べ続けると、飽きて食べなくなることがあります。ですが、しばらくすればまた食べるようになるので、数種類のキャットフードをローテーションさせていくのが良いかもしれません。
ちなみに、猫の味の好みは生後6ヶ月頃までに食べたものの影響を大きく受け、生後12ヶ月頃に確立します。好みが確立するまでの時期に色々な種類のキャットフードを食べた猫は、偏食になりにくく、新しいキャットフードに変えてもスムーズに食べてくれるという傾向があります。
では実際に、キャットフードのおすすめ商品4つについて、評判とともにご紹介していきます。
カナガンキャットフードは、イギリスで人気の鶏肉を主原料とした安心キャットフードです。人工添加物は使われておらず、グレインフリー(穀物不使用)なのも人気の理由です。(猫は肉食動物なので消化器官が短く、穀物の消化が苦手です。)
猫の食いつきも良く、「喜んで食べた」と「食べた」を合わせて100%というアンケート結果もあります。子猫からシニア猫まで、すべての猫に適しているという点も人気の一因です。
【カナガン キャットフード】 [1.5kg] 3,960円(税抜)
※定期コースでの注文だと、10%OFFの3,564円(税抜)で購入することができます。
- 食い付き抜群!
アレルギーが悩みで、フード選びには気を付けています。カナガンはとても食い付きが良く、与え始めてすぐに、うんちの状態が変わってきました。
by 小谷野さん&アメリカンショートヘア・ぶんた(歳8ヶ月)- 封を開けたら待ちきれない状態に
カナガンは猫にとって美味しそうな香りなのでしょうか。封を開けたらすぐに飛んできました。栄養もばっちりなので安心です。
by 鈴木さん&三毛猫・みー(2歳)出典:カナガン
やはり、食いつきの良さはカナガンの最大の魅力かもしれませんね。
シンプリーキャットフードは、サーモンを主原料とするキャットフードで、原材料の50%を占めています。カナガンと同じイギリスの会社のもので、生後10ヶ月以上の猫を対象にしています。
健康をサポートしてくれるグルコサミンやコンドロイチンが入っているので、シニア猫にもおすすめです。
【カナガン キャットフード】 [1.5kg] 3,960円(税抜)
※定期コースでの注文だと、10%OFFの3,564円(税抜)で購入することができます。
- 年齢の割にはオテンバで、関節ケアも気になっていました。シンプリーなら、グルコサミンやコンドロイチンも入っていていつものご飯でケアできるのが嬉しいところです。
by 城様&みゅーちゃん
- 目ヤニや、涙やけがヒドかったのですが、最近は目の周辺がきれいになりました!このまま続けていきたいです!
by S.M様&みいちゃん
出典:シンプリー
食事で関節ケアができる点など、シニア猫には特におすすめしたいのがシンプリーと言えそうです。
出典: ファインペッツキャットフード
ファインペッツ(FINE PET’S=健康的なペット)キャットフードは、オーストラリア産の鶏肉と、サーモンを使ったキャットフードです。
猫が本当に必要としている栄養は、量を調節することですべての種類、年齢の猫に合うというコンセプトで作られているため、ファインペッツキャットフードには、1種類のキャットフード(グロース&メンテナンス)しかありません。
人間が食べられる材料だけを使った安心のキャットフードとして人気で、中国産の材料を使っていない点も安心です。
また、消化吸収率が87%とかなり高く、少量で十分な栄養を摂取することができるので、子猫やシニア猫など、消化能力があまり高くない猫には、特におすすめです。
【グロース&メンテナンス】 [1kg] 2,468円(税込)
※初回の注文時には、お試し価格として1kg540円(税込)で購入することができます。
- 離乳食を始めてから、軟便が続いていたのですが、ファインペッツに切り替えたらしっかりしたウンチが出てビックリ。消化率がよいんだなと思いました。これなら安心して食べさせてあげられます。今後とも宜しくお願いします。
by 静岡県在住/K・F様 MIX
- うちのねこちゃんは、発作・心臓・肝臓が悪く、ずっと病院通いです。
が、そちらのTLCを食べてから栄養状態がすっごく良くなり、肝臓の数値も正常になり、担当の先生にもすごくほめられています。ほんとうにすばらしい商品だなーってつくづく思いました。by 大阪府在住/I・T様 スコティッシュホールド
出典:ファインペッツ
消化吸収率の良さはファインペッツがピカイチでしょう。
オリジンには、キャット&キティと6フィッシュキャットの2種類があります。キャット&キティは、鶏肉や七面鳥肉を80%、天然の抗酸化物質としてフルーツや野菜、植物を20%の割合で含むキャットフードです。
6フィッシュキャットは、地元カナダ産の天然魚である、サーモン、ニシン、カレイ、ホワイトフィッシュ(サケ目サケ科の淡水魚)、ウォールアイ(ミシシッピ川や5大湖に生息するスズキ目の大型の淡水魚)、ノーザンパイク(ヨーロパに生息するカワカマス属の淡水魚)の6種類を使ったキャットフードです。
カナガン同様、穀物を使用していないのもおすすめポイント!
【キャット&キティ】 [2.27kg] 4,687円(税込)
【6フィッシュキャット】 [2.27kg] 4,914円(税込)
- 色々とドライフードのことを調べていたところ、こちらの評判がよく気になっているフードでしたが、我が家の猫は好みが激しいので躊躇していました。子猫を迎え入れて、このフードは子猫、成猫ともに食べさせることができるとういことでしたので、成猫が食べなければ子猫にと思い購入してみました。結果的に、成猫、子猫ともに美味しそうに食べてくれてあっという間に無くなりました。肝臓の病気で猫を亡くしてから、ますます、フードは良いものをと思っていましたので、成分も良いこのフードを気に入ってくれてほっとしました。また、購入したいと思います。
by salilinさん
出典:楽天
キャット&キティも6フィッシュキャットも、オリジンのキャットフードは成猫も子猫も食べられるのが嬉しいですよね。
photo by Eva Prokop
毎日の食事で愛猫の健康が決まります。猫は自分で何を食べるのか決めることはできないので、飼い主が安全で美味しいキャットフードを選んであげたいですよね。
猫が病気をしない健康な体になれるよう、まずは飼い主がキャットフードに関する知識をつけることが大切です。
「激安」を売りにしているキャットフードもありますが、そのようなキャットフードをあげ続けていると、猫の健康を害してしまい、医療費がかさんでしまうことになるかもしれません。
今回まとめたおすすめのキャットフードや、評判も参考にしながら、愛猫に最適なキャットフード選びをしてみましょう。
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