ゾウの体重はどのくらい？種類で異なるゾウの体重ランキング！

-1位-　アフリカゾウ

【体重】　　[メス]　3トン　[オス]　6〜7トン
【体高】　　4〜5m　

アフリカゾウは、サハラ砂漠より南のアフリカの砂漠や雨林、草原など、広い地域に生息する最大のゾウです。大きな体に似合う、とても大きな耳と牙（きば）も持っています。

すべての種類において、ゾウの体重はメスよりもオスの方が重いです。アフリカゾウの場合、体重はなんと10〜13トンほどまで成長するオスもいます。

これだけ体が大きいので、1日に150〜200kgのえさを食べ、70〜90Lもの水を飲みます。そのためゾウは、1日のうち10時間以上食事をしているそうです。

-2位-　アジアゾウ

photo by shankar s.

【体重】　[メス]　2〜3トン　[オス]　4〜5.5トン
【体高】　〜3.5m　

アジアゾウは、南アジア、東南アジアの草原や熱帯林などに生息するゾウです。アフリカゾウよりも体や耳が小さく、鼻先が他のゾウとは異なる形をしています。

他の2種のゾウのように大きな牙を持つことは少なく、あっても小さなもので、メスには牙がないこともあります。

アジアゾウの亜種はマレーゾウ、スマトラゾウ、インドゾウ、セイロンゾウの4種です。1日に150kgの樹皮や葉などのえさを食べ、50Lほどの水を飲みます。

-3位-マルミミゾウ

photo by U.S. Fish and Wildlife Service Headquarters

【体重】　0.9〜3トン　※2.7〜6トンとする記述もあります。
【体高】　3〜4m　

かつてアフリカゾウの亜種とされていたマルミミゾウは、最も小型で、名前の通り丸い耳を持つゾウです。西アフリカや中央アフリカの森林地帯に生息します。

体はアジアゾウよりやや小さいですが、耳はアジアゾウより大きく、アフリカゾウとアジアゾウの中間のような見た目であると言われます。

体重の記述が異なるのは、コビトマルミミゾウというマルミミゾウよりも小さなゾウを入れるかどうかによるものです。多くのゾウたちは草や樹皮などを食べますが、マルミミゾウは樹皮などの他に果実も食べます。

陸上最大の動物、ゾウ

ゾウの体重は、性別や種類によって異なりますが、陸上では最も重く、とても体の大きな動物です。そのため、野生下での敵はほとんどいないのですが、ゾウ牙（ぞうげ）を狙う密猟者がいるため、人間が最大の脅威であると言われています。

人口の増加によって土地の開発が進み、住める場所が狭まっていることや、戦争で使った地雷が残っていることなども原因で、ゾウの数は減少しています。

動物園では見かけることの多いゾウですが、今ではすべて種類のゾウたちが絶滅危惧種に指定されているそうです。ゾウたちを守るために、まずは「ゾウってどんな動物なのか」「どんな状況に置かれているのか」を知ることがとても大切だと思います。

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 - ゾウ, 動物図鑑

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