人間には良くても犬に与えてはいけない10の食べ物
人間は食べることができても、犬にとっては有害な食べ物があります。それらを食べてしまうことで病気になってしまったり、最悪の場合亡くなってしまうこともあるので、しっかり覚えて犬におねだりされても与えないようにしましょう。
今回は犬に与えてはいけない10の食べ物を紹介します。
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人間は食べることができても、犬にとっては有害な食べ物があります。それらを食べてしまうことで病気になってしまったり、最悪の場合亡くなってしまうこともあるので、しっかり覚えて犬におねだりされても与えないようにしましょう。
今回は犬に与えてはいけない10の食べ物を紹介します。
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ネギ類(たまねぎ・長ネギ・ニラ・しょうが・にんにく・エシャロット・あさつき・らっきょう)に含まれるアリルプロピルジスルフィドという成分は犬の赤血球を壊してしまい、血尿、溶血性貧血の症状が出ます。他にも嘔吐や黄疸(おうだん)などの症状も出ることがあります。コンソメにもたまねぎの成分を含むため与えてはいけません。
犬によって発症のしかたが違いますが、体重1kgあたり15~20gで中毒症状が出ると言われています。愛犬がネギ類を食べてしまった場合は念のため動物病院を受診する方が良いでしょう。
唐辛子やこしょう、からし、わさびなど、刺激物を与えると肝臓や腎臓に不調をきたしたり、胃が刺激されて感覚麻痺などを起こす危険性があります。
犬は胃酸で骨を溶かしますが、とがった骨は消化器官を傷つけてしまうことがあります。鳥の骨は比較的柔らかく、とがった状態に割れるので、加熱してもろくなった骨を飲み込んでしまうと危険です。大きな魚の骨や、タイなどの硬い骨も消化器官を傷つけてしまいます。
胃や食道などに穴が開いてしまうと、急性腹膜炎で死に至ることもあります。
練り物(ソーセージ・ハム・ちくわ・かまぼこ)は塩分量が多すぎて、腎臓をはじめとする泌尿器系に悪影響を与えてしまいます。
人間にとっては体に良いとされていますが、アボカドに含まれるペルジンが犬にとっては危険です。ペルジンはアボカドの果実、種子、葉、樹皮に含まれており、中毒症状として嘔吐や下痢、痙攣、胃炎などの症状が出ます。
少量であっても他の小動物にとっては危険だと言われています。
スルメや干しあんずなど、水を吸って膨らむものを食べると胃が拡張してしまい、そのショックで死に至ってしまうことがあります。
レーズンは水を吸って膨らむうえに、腎臓に対して毒性があります。
生のぶどうでも毒性がありますが、干して体積の減ったレーズンの方が毒性が強いです。
また、生のぶどうの皮も同様に危険です。
体重1kgあたり10~30g摂取すると中毒を起こすそうです。
カカオの香り成分であるテオブロミンや、カフェインなど心臓や中枢神経に毒性があり、痙攣や嘔吐の症状を引き起こします。急性心不全などで死に至ることもあるので注意が必要です。
※カフェインはコーヒーやお茶だけでなくコーラにも含まれています。
肝臓に対して毒性があり、肝不全などを引き起こします。また、血糖値が低下するので急激低血糖になった事例もあるようです。
キシリトールガムはわずか数枚でも危険だと言われています。
マグネシウムを多く摂取すると尿結石ができたり下痢の症状が出てしまいます。
煮干し・かつお節・海苔・ミネラルウォーターなどは注意が必要です。
動物病院の先生に連絡し、その指示に従うのが良いですが、それができない場合、食べてから1時間以内で、まだ胃の中にあるのであれば吐かせたり、口の中を洗ったりします。。
薄い食塩水を飲ませ、指などで舌の根元部分を刺激すると吐きやすくなります。
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