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ブルドッグってどんな犬?性格や飼い方・気を付けたい病気など

      2018/10/11

ブルドッグ

ブルドッグは、ちょっと不機嫌そうな顔つきと、足を引きずるように横に揺れながら歩く姿が可愛らしいですよね。イギリスでは、国犬や海軍のマスコットになるほど有名で、人気のある犬種です。今回は、そんなブルドッグについて、性格や飼い方、注意したい病気などをご紹介します。

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ブルドッグってどんな犬?

ブルドッグとはどんな犬なのか、特徴や性格、歴史についてご紹介します。

ブルドッグの基本データと特徴

【体重】 23〜25kg
【体高】 31〜41cm
【寿命】 8〜10年
【サイズ】 中型犬

ブルドッグは肩幅が広く、頑丈で筋肉質な体つきをしていて、皮膚がたるんでいます。前足の間が離れていて、重心が低いのもブルドッグの特徴です。このような体の特徴は、かつてブルドッグが牛などの大きな動物と闘う闘犬だったことに関係しています。

牛の角があたっても深い傷を負わないように皮膚がたるみ、牛に噛みついた後に振り落とされないように重心が低いのです。あごまわりの筋肉(特に下あご)が発達しているので頭が大きく、動物に噛みついた後、そのまま離さずに鼻で呼吸ができるように鼻ぺちゃで、鼻は上を向いています。

頭の高い位置にあるブルドッグの耳は小さく、バラの花びらのように見えることからローズイヤー(ローズ耳)と呼ばれています。

ブルドッグの毛色

ブルドッグ

ブルドッグの毛色には、レッド・ブリンドル(オレンジのまだら)やブラック・ブリンドル(オレンジと黒やグレーのまだら)などのブリンドルや、ホワイト、レッド、フォーン(黒みがかったゴールド)、ファロー(淡い黄色)などの単色があります。

パイド(ホワイトに単色の斑がある)や、単色で口もとがブラックのものもあります。単色はあまりなく、パイドが最も多いです。

ブルドッグの歴史

ブルドッグ

ブルドッグは、ブル・べイティング(bull-baiting:牛いじめ)という、雄牛(ブル)と闘う競技のためにつくられた犬種です。ブル・べイティングは、13世紀から18世紀までイギリスで人気があった娯楽で、ブルドッグは牛の鼻に噛みついて興奮させ、牛を暴れさせるという役目を果たしていました。

ブル・ベイティングは、杭(くい)につながれた1頭の雄牛と数匹の犬を闘わせるものでした。数匹の犬の中で、最初に牛の鼻に噛みついた犬の飼い主には、高い賞金が支払われたそうです。

当時のブルドッグは、牛と闘うために体重が60kgもあったと言われています。ブル・べイティングは、人々の娯楽として楽しまれましたが、ブル・べイティングの後に屠殺(とさつ)される牛のほうが美味しいという理由からも人気がありました。

ブルドッグは、ブル・べイティングだけでなく、クマをいじめるベア・ベイティングでも活躍したそうです。動物愛護の観点から、1835年にブル・べイティングが禁止されると、ブルドッグの人気は次第になくなっていきました。

そこで、ブリーダーのビル・ジョージをはじめとするブルドッグの愛好家たちが、ブルドッグの特徴的な顔つきを残しながら穏やかな性格の犬とかけ合わせ、攻撃性がなく温和なブルドッグをつくりました。

1600年代のブルドッグというのは、ベア・ベイティングに使われる護衛犬のマスティフと、ゲーム・ハンティング(娯楽としての狩り)に使われるテリアを交配してつくられた犬を意味していましたが、それとは全く異なる性質を持つ犬になったのです。

そのおかげでイギリスでは国犬となり、家庭犬としても人気の犬種となりました。

ブルドッグの性格

ブルドッグ

ブルドッグは、忠実で落ち着きがあり、素直で明るい性格です。人懐こくて友好的、そして愛情深く甘えん坊なところもブルドッグの魅力です。一方で、少し頑固なところもあります。

ブルドッグの飼い方

次に、ブルドッグの飼い方について、ケアの仕方やしつけ、気をつけたい病気を紹介します。

運動・ケア

ブルドッグは、マズルの短い短頭種(たんとうしゅ)に分類されます。短頭種は、他の犬種に比べて気道が短く、呼吸がしにくいため、特に体温調節が苦手な犬種です。そのため、特に湿度の高い日は暑さ対策をしっかりして、無理な運動はさせないようにしましょう。散歩も一度に長時間するのではなく、数回に分けるなど工夫してあげると良いかもしれません。

毛は硬めの短毛なので、軽くブラッシングをしたり、濡れたタオルで拭いてください。顔としっぽの付け根のしわの間は、汚れがたまって皮膚炎にならないようにきれいに保ちましょう。また、食欲旺盛な犬種なので、肥満にならないよう注意しましょう。

しつけ

力のある犬種なので、散歩中に引っ張らないように子犬の頃から練習しておく必要があります。リードがピンと張らずに、たるみができた状態で歩けるようにしましょう。

注意したい病気やけが

ブルドッグ

純血種は、近親での交配が繰り返されたことで、遺伝的な弱点を持っています。ブルドッグは以下のような病気やけがに気をつけましょう。

股関節形成不全

股関節形成不全は、骨盤と大腿骨(太ももの骨)を結合する股関節がうまくつくられないという発育の異常で、生後6カ月くらいで症状が現れはじめます。

【症状】 後ろ足をそろえて跳ねるように歩く・腰を振って歩く・足を引きずる・内股気味になる・すぐに座る
【治療】 運動制限・体重管理・抗炎症剤、痛み止めの投与・手術
【予防】 7割は先天性のものだが、3割は運動不足や栄養不足で筋肉が発達しないことや、肥満が原因になるので、適度な運動と栄養管理を。

股関節形成不全ってどんな病気?大型犬は要注意!症状や治療など

乾性角結膜炎(ドライアイ)

何かの原因で涙の量が減り、目が乾燥することで角膜と結膜が炎症を起こしてしまう病気です。重症になると失明してしまうこともあるので、できるだけ早く治療を開始しましょう。

免疫介在性疾患(免疫の防御反応がおかしくなることで生じる病気)や、神経性の障害などが原因となります。

【症状】 目が充血している・黄色くて粘りのある目ヤニ
【治療】 点眼薬の投与など

鼻腔狭窄(びこうきょうさく)

鼻腔狭窄は、鼻の穴が狭くなることで呼吸しづらくなる病気です。鼻水が乾いて詰まってしまうことや、鼻腔が腫れてしまうことなどが原因です。

【症状】 粘り気のある鼻水・鼻息が荒いなど
【治療】 抗炎症剤の投与

ブルドッグとの生活を楽しもう!

ブルドッグ

どこか不機嫌そうで、少しいかつい顔つきのブルドッグも、笑うととてもかわいい顔になります。顔からはちょっと想像しづらい、甘えん坊でフレンドリーな性格もとても魅力的ですよね。愛嬌いっぱいのブルドッグ、ぜひパートナーとして一緒に暮らしてみてはいかがですか?

【あわせて読みたい!】
股関節形成不全ってどんな病気?大型犬は要注意!症状や治療など

フレンチブルドッグって?性格や特徴・飼い方・しつけなど!ブログや動画も

【参照】

 - 犬の種類

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