プードルって？種類や性格・特徴・毛色・飼い方などかわいいプードルを紹介

プードルの基本データ

プードルはサイズの違いから、トイ、ミニチュア、ミディアム、スタンダードの4種類に分けられます。ミディアムは、正式な犬種として認められていない国もあります。

トイプードル

【体重】　6.5〜7.5kg
【体高】　24〜28cm

ミニチュアプードル

photo by David McKelvey

【体重】　12〜14kg
【体高】　28〜35cm

ミディアムプードル

【体重】　15〜19kg
【体高】　35〜45cm

スタンダードプードル

photo by ajburcar

【体重】　20.5〜32kg
【体高】　45〜62cm

プードルの性格

サイズの違いによる性格の違いはあまりなく、プードルは活発で甘えん坊、そして責任感が強く、頭の回転が速い犬です。とてもフレンドリーで、他の犬や人とも仲良くできます。

そしてプードルは、毛の色によって性格が違うと言われます。あくまで傾向ですが、レッドやアプリコットは他の毛色と比べると協調性が低く、ブラックは賢くて活発、ブラウンは独立心があってマイペース、ホワイトは賢く甘えん坊な性格なんだそうですよ。

プードルの特徴

photo by Yasuhiko Ito

プードルは、くるくるとウェーブのかかった毛と大きな垂れ耳が特徴的です。比較的皮膚病になりにくく、毛も抜けないので初心者でも飼いやすい犬種と言われます。

ただし毛は伸び続けますし、絡まりやすいので、定期的なトリミングとブラッシングが必要です。

そしてプードルといえば、色々なカットを楽しむことができるのが魅力のひとつでもあります。もともとは、水辺での狩りを手伝っていたスタンダードプードルが、水中で動きやすくするために毛をカットしたことが始まりです。

それから、たくさんの種類の可愛くておしゃれなカットが生み出されました。種類が多くて迷ってしまいそうですが、ペットとして一緒に暮らすには短めにカットすれば十分でしょう。

注意したい病気や怪我

純血種には、近親での交配が繰り返されたことによる遺伝的な弱点があります。プードルは比較的体が丈夫ですが、以下のような病気に気をつけましょう。

■甲状腺機能低下症
■拡張型心筋症
■胃捻転（いねんてん）
■内眼角のう症候群
■白内障

プードルの歴史

スタンダードプードルは泳ぎが得意で、水辺の鳥猟を手伝う鳥猟犬でした。また、護羊犬として、家畜の羊を守る仕事をしていたスタンダードプードルもいます。

スタンダードプードルは、ドイツからフランスに入ったと言われています。500年ほど前にスタンダードプードルが改良され、16世紀頃にミニチュアプードルが、19世紀頃にトイプードルが誕生しました。

体の小さなトイプードルは、猟ではなくトリュフ探しやサーカスで活躍しました。

まとめ

photo by greg westfall

プードルは、可愛らしい見た目も、賢くてフレンドリーな性格も魅力的な犬種です。トイプードルは特に人気ですが、最近では体の大きなスタンダードプードルも人気が出ているそうです。

プードルの性格や気をつけたい病気を知って、プードルの良いパートナーになりましょう。

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