ヨークシャーテリアの飼い方は?しつけや性格、寿命、注意したい病気など
ヨークシャーテリアは、ツヤのある美しい毛色から、「動く宝石」とも呼ばれる、とても人気のある犬種です。今回は、ヨークシャーテリアの飼い方やしつけ、性格、寿命、体重などについてご紹介します。ヨークシャーテリアについてよく知って、彼らの良いパートナーになりましょう。
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ヨークシャーテリアは、ツヤのある美しい毛色から、「動く宝石」とも呼ばれる、とても人気のある犬種です。今回は、ヨークシャーテリアの飼い方やしつけ、性格、寿命、体重などについてご紹介します。ヨークシャーテリアについてよく知って、彼らの良いパートナーになりましょう。
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Contents
【英語名】Yorkshire Terrier
【体重】 1.5〜3.5kg
【体高】 15〜20cm
【寿命】 13〜16年
ヨークシャーテリアは、チワワに次いで体の小さな犬です。名前の通りテリアに分類される犬種です。テリアはラテン語で「土」を意味し、巣穴にいるネズミやキツネなどの狩猟犬として活躍してきました。
子犬の頃の毛色はブラックタン(黒と黄褐色)で、2歳頃までの間に毛色が7回変化し、ダークスチールブルー(青みのある暗いシルバー)になります。
警戒心がとても強く、飼い主以外には人見知りをしたり、吠えたりします。また、とても活発な性格で、体を動かすことが好きなので、十分に運動させましょう。ぬいぐるみなどのおもちゃで遊ぶと喜びます。
ヨークシャーテリアはイギリスのヨークシャー地方で、ネズミ捕りのためにつくられました。1800年代の始め、害獣駆除に活躍したマンチェスターテリア、イギリス王室でも愛されたスカイテリア、愛玩犬のマルチーズなどがかけ合わされ、ヨークシャーテリアが生まれたと言われています。
次に、ヨークシャーテリアの飼い方について、ケアの仕方やしつけ、気をつけたい病気を紹介していきます。
伸びてしまう被毛のお手入れをしっかりして、美しい毛並みを保てるようにしましょう。ヨークシャーテリアは、とても毛が細く、長い犬種なので、毎日のブラッシングや定期的なトリミングが必要です。ヨークシャーテリアはシングルコートなので、抜け毛は少ないですが、ブラッシングをしないとすぐに毛が絡まってしまいます。
フルコートと呼ばれる、地面までまっすぐと伸びた毛の長さが本来は一般的ですが、ペットとして一緒に暮らすには、地面につかない程度の長さにカットするのが良いでしょう。
顔周りの毛は目に入らないようにカットするか、リボンなどで結びます。口まわりの毛は伸びやすく、食事の後は汚れてしまうので拭きましょう。また、耳の通気性が悪くならないよう、耳周りの毛はカットします。
ヨークシャーテリアは小さくてとても可愛らしい見た目をしていますが、テリアらしい賢く用心深い性格で、気の強いところもあるので、子犬の頃からきちんとしつけをする必要があります。吠えやすいので、無駄吠えをしないようにしつけましょう。
純血種には、近親での交配が繰り返されたことによる遺伝的な弱点があります。ヨークシャーテリアの場合は、以下のような病気に気をつけましょう。
膝蓋骨脱臼とは、膝関節の膝蓋骨(膝のお皿)がずれてしまう病気です。小型犬がかかりやすいと言われる膝蓋骨脱臼には、ヨークシャーテリアも注意が必要です。
気管虚脱とは、筒状の気管がだ円形に変形することで、炎症を起こしたり、呼吸困難になったりする病気です。
■犬の気管虚脱とは?症状・薬や手術などの治療法・費用について
「雑種」と呼ばれる様々な犬種の混血とは別に、「ミックス」と呼ばれる一世代での混血の犬種が増えています。ヨークシャテリアの場合は、チワワとのミックス「ヨーチワ」や、トイプードルとのミックス「ヨープー」、マルチーズとのミックス「マルーキー」などがいるようです。
ヨークシャーテリアは、生まれてから2年の間に7回も変わると言われる毛色や、活発で元気な性格が魅力的な犬です。遺伝的にかかりやすい病気や、しつけ方なども知って、ぜひヨークシャーテリアとの生活を楽しんでくださいね。
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