ローラさんの愛犬モカの過去と子犬が親犬と過ごす時間の必要性
ペットショップのショーケースでは、たくさんの子犬たちが無邪気に遊んだり、眠ったりしています。子犬たちはとても可愛らしく、多くの人たちの目を引きますよね。日本人は特に子犬を好んで買う人が多いことから、多くの子犬たちが店頭に並ぶのです。でも、その子たちは親や兄弟と幼くして引き離されてしまった子犬たちかもしれません。ローラさんの愛犬、モカはそうして家族と引き離された子犬だったと言います。
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ペットショップのショーケースでは、たくさんの子犬たちが無邪気に遊んだり、眠ったりしています。子犬たちはとても可愛らしく、多くの人たちの目を引きますよね。日本人は特に子犬を好んで買う人が多いことから、多くの子犬たちが店頭に並ぶのです。でも、その子たちは親や兄弟と幼くして引き離されてしまった子犬たちかもしれません。ローラさんの愛犬、モカはそうして家族と引き離された子犬だったと言います。
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ローラさんの愛犬モカの過去は、天才志村動物園というテレビ番組に出演し、動物と話すことができる女性、ハイジさんがモカと話をした時にわかりました。ローラさんは寂しそうな後ろ姿に惹かれ、モカを飼うことに決めたと言っています。
最近仕事が忙しいことに対して、モカは寂しがっていないかというローラさんの疑問に対してモカが伝えたのは、本当は寂しいのが嫌だという思いでした。
それからわかったのは、ローラさんに出会う前、モカはとても幼い頃に親や兄弟と引き離されたことで、寂しい思いをしていたということです。
ハイジさんは、引き離されるタイミングが悪かったと言いました。子犬は通常、親や兄弟たちと過ごす中で自立し、可愛がってくれる飼い主に出会うことで幸せな気持ちになり、親や兄弟と別れた寂しさを忘れるそうです。
ですがローラさんの愛犬モカの場合は、自立する前に引き離されてしまったことで寂しさを忘れられず、寂しさに対する苦手意識が生まれたのかもしれません。
番組を見る限り、ローラさんの愛犬モカの場合は、悲しさに対するコンプレックスができてしまったという問題だけでしたが、親や兄弟と引き離す時期が早いと、他の問題行動が生じてしまうことも多いようです。
攻撃的な性格になったり、噛みぐせや吠えぐせがついてしまうことなどが問題となっています。このような問題行動が手に負えなくなることで、捨てられてしまう犬も多くいるといいます。
専門家や獣医によると、理想的な日齢は8週〜9週だそうです。子犬同士の遊びが盛んになり、一番社会性を学ぶ時期は7週で、8週目に物や人に対して恐怖心が強くなり、完全に離乳するのは9週くらいだといいます。
小型犬と大型犬では、成長速度に明らかな違いが出るのは生後5~6カ月ごろなので、日齢に差異はないようです。子犬は母親の母乳で育ち、親兄弟との生活を通じて犬同士のあいさつや謝り方を学びます。母犬でないと子犬にコミュニケーション技術などを教育できないそうです。
2013年9月1日から施行された改正動物愛護法では、生後56日(8週)に満たない犬猫の販売のための引き渡し、展示が禁止されています。ただし施行後3年間、つまり2016年8月31日までは生後45日が期限とされます。
規則が守られていない場合などは、改善の勧告や命令を行われ、悪質な業者に対しては、登録の取り消しや業務停止命令が行われるそうです。また、その改善命令や業務停止命令に従わなかった場合は、100万円以下の罰金に処せられます。
理想の期間が8〜9週であれば、すぐにでもそうするべきだと思いますが、先送りされている背景には業界の事情もあるようです。業界は、8週にした場合にワクチン、餌などのコストが増え、市場が縮小してしまうことを懸念しています。
また法律で日齢が定められていても、子犬が高く売れるからという理由で、まだ生後間もない子犬たちが販売のために親兄弟と引き離されることもあるようです。
辛い過去を持ちながらも、モカは明るく天真爛漫なローラさんと過ごしてきた日々の中で寂しさを克服し、心が楽になったといいます。
でも、すべての子犬たちがモカのように幸せになれるとは限りません。ローラさんのように明るく、優しい飼い主に出会えるかどうかわからないからです。
性格や問題行動が原因で、捨てられてしまうことさえあるのです。ですが性格や行動の問題はその犬自身の問題ではなく、人間の利益や都合のために生じてしまったものであるということを忘れてはいけません。
犬たちが幸せに生きられるように、子犬たちが一定期間は必ず親兄弟と過ごせるようにしたいものです。
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