犬の種類と分類を学ぼう！牧羊犬や愛玩犬など7種

牧羊犬・牧畜犬（ハーディングドッグ）

牧羊犬や牧畜犬は、羊や牛、ヤギなどの家畜の群れを守ったり、足元を素早く走り周り、後ろからかかとを噛んだり、吠えたりして家畜を追い立て、群れをまとめます。

（例）ウェルシュコーギー・ペンプローグ/ボーダー・コリー/シェットランド・シープドッグ/コリー/プーリーなど

愛玩犬（トイ）

他のカテゴリーに属する犬種を小型化してつくられた犬たちです。

（例）チワワ/トイ・プードル/マルチーズ/パピヨン/シーズー/ヨークシャー・テリアなど

家庭犬・非鳥猟犬（ノンスポーティングドッグ）

ゴールデンレトリバーなどの鳥猟犬に対して、人間の猟の手伝いをしない犬であり、他のカテゴリーに属さない犬たちです。

ノンスポーティングドッグは、コンパニオンドッグと言われることもあります。またイギリスのケネルクラブ（KC）では、このグループを実用犬（ユーティリティ）と呼びます。

（例）柴犬/ブルドッグ/ダルメシアン/プードル/フレンチブルドッグ/ボストン・テリアなど

獣猟犬（ハウンド）

photo by Deb

獣猟犬は3頭以上で狩りを行うことが特徴で、視覚獣猟犬（サイトハウンド）と嗅覚獣猟犬（セントハウンド）に分けられます。

サイトハウンドは、視覚によって狩りを行います。カモシカやキツネなどの獲物を見つけると一気に走り寄り、仕留めます。一方セントハウンドは、優れた嗅覚によって害獣とされるウサギやキツネ、アナグマなどの獲物のを追います。

（例）ダックスフンド/ビーグル/ハリア/ウィペット/アフガン・ハウンド/ボルゾイ/サルーキなど

銃猟犬/鳥猟犬（スポーティングドッグ/ガンドッグ）

銃猟犬は獣猟犬と違い、自ら獲物を仕留めることはしません。獲物の居場所を知らせたり、獲物をおびき寄せたり、うち落とされた獲物を回収したりすることで、人間の狩猟の手伝いをします。

（例）ゴールデン・レトリバー/ラブラドール・レトリバー/セッター/ビズラ/ポインターなど

作業犬（ワーキングドッグ）

番犬やそり犬、救助犬などとして働いてくれます。

（例）グレートピレニーズ/秋田犬/ボクサー/シベリアン・ハスキー/サモエド/セントバーナードなど

穴居害獣猟犬（テリア）

テリアの語源である「テラ」は、地面を意味します。ネズミやカワウソ、キツネ、モグラ、アナグマなどの小動物の巣穴を掘り、獲物を追いつめます。そのまま仕留める場合も、吠えて獲物の位置を伝える場合もあります。

（例）ミニチュア・シュナウザー/ブル・テリア/エアデール・テリア/スコティッシュ・テリアなど

まとめ

photo by Sally9258

いかがでしたか？今回は犬の種類と分類についてまとめてみましたが、犬たちは人間の生活の手助けをしたり、人間を癒したりと、様々な形で人間と関わりながら暮らしているのですね。

【あわせて読みたい！】
■ボーダー・コリーって?性格や毛色・体重・飼い方・注意したい病気など
■マルチーズって？性格や体重・しつけ・飼い方は？気を付けたい病気も
■チワワって？性格や寿命・しつけ方・かかりやすい病気など
■ブルドッグってどんな犬？性格や飼い方・気を付けたい病気など
■プードルって？種類や性格・特徴・毛色・飼い方などかわいいプードルを紹介

 - 犬の種類

この記事をシェアする

  関連記事